2022/03/12
2022/03/12
こんばんは。3/8に日本Jazz界の巨匠、ベーシストの鈴木勲さんが、89歳でコロナのためにこの世を去ったことを新聞の訃報欄で昨日知りました。彼が大阪のなんばのJazz Live SpotのLoft 6のオーナーだったことは大分経ってから知ることになるのですが、勤務医時代によく行ったこの店に時々演奏に来られているゲストミュージシャンだと最初は思っていました。子どもたちがまだ幼い時に我が家に来られたこともありました。健康相談の電話もよくかかってきました。東京や横浜に学会出張の際には現地のJazzの店に伺ったり、大阪に演奏に来られた際にはまたそちらでお目にかかったりしたものです。一度は市立堺病院で胃カメラもさせてもらいました。日本の若手のJazz musician を沢山育てて旅立って行かれました。three blind miceというレーベルのレコードは愛聴盤です。彼がベーシストになろうとしたきっかけは、1950年代に来日していたルイ・アームストロング・オールスターズのベーシストのミルト・ヒントンの演奏に衝撃を受けたことからとのこと。1970年に来日したアート・ブレイキーにスカウトされ渡米。帰国後はまた大活躍。B-Roxyでは、毎晩のように、海外からも多数の有名jazz musicianが訪れて、来日公演のアフターで素晴らしい演奏を繰り広げていました。
安らかにおやすみ下さい、オマさん!




